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高齢者の聴力の低下について

 

 

高齢者はモスキート音が聞こえない?

 

高齢になると音の聞き分けが難しくなります。老人性難聴と呼ばれますが、老化以外が原因の難聴との違いがあるとすれば、高齢者はモスキート音が聞こえないという点にあります。モスキート音とは10000ヘルツ異常の高音域の音で、老化による聴力の衰えは高音域が聞こえなくなることから始まると言われています。日常生活ではあまり耳にすることがないので、初期の段階では特に問題はないとされています。耳年齢テストをした時に、実年齢にあった聞こえ方をしていれば大丈夫でしょう。

 

老人性難聴の具体的な症状

 

難聴は両方の耳の聴力が同時に低下することはあまりなく、どちらか一方から聞こえずらくなります。高齢者の場合にも、左右どちらかが聞こえずらくなります。高音域の音が聞こえなくなることに始まって、後ろから話しかけられても分からない、テレビがついている場での会話が判別出来ない、同時に複数の音が聞き分けられないなどの症状が起こります。耳の近くで話してもらう、一対一で話すなどすれば会話が成立するという人も多いです。

 

補聴器で調整出来る

 

高齢者の聴力は補聴器で調整が出来ます。耳鼻科で聴力検査をすれば、補聴器の聞こえの調整がしやすくなります。補聴器は耳鼻科が提携している製品を推奨することもあるので、購入したい商品がある場合には、聴力検査だけをしてもらい、検査結果を持って販売店に行くと良いでしょう。販売店でも検査をしていますが、医師の診断書を持参した方が面倒がありません。ただ購入してすぐに完璧にフィットするというものではなく、耳が補聴器を通した音をきちんと認識するまでには、数回の調整が必要です。

 

さらに老化現象は補聴器をつけても進行するので、マメに調整をするのが望ましいです。補聴器を使用しない人もいますが、聞こえにくい状態で生活を続けると認知症のリスクが高くなるという調査結果も報告されているので、聴力の低下を老化現象だからと放置しないことが大切です。